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社長を送迎するときに必要な運転手のマナーを徹底解説!

社長を送迎するときに必要な運転手のマナーを徹底解説!

社長を送迎するうえで、必要なビジネスマナーや決まりごとなどがわからないとお悩みの方もいるでしょう。

運転の仕事は、お客様を目的地まで送り届けるだけではなく、マナーを守ることで安心して利用してもらうことが大切です。

 

この記事では、社長送迎時のマナーを「運転技術」と「快適な環境の提供」の2つに分けてご紹介します。

社長を送迎する仕事に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

1. 社長送迎時の運転技術に関するマナー4選

 

運転手は、お客様の送迎のみが仕事ではなく、マナーを守ることで安心して利用してもらうのが大切です。

 

まずは、社長を送迎するときの運転技術に関するマナーを4つご紹介します。

 

1-1. 安全かつスムーズな運転を心がける

 

社長を送迎する際は、人の命を預かっているという自覚を持ち、安全かつスムーズな運転を心がけましょう。

 

お客様にあたる社長や役員の方は、多忙である方がほとんどです。

車内で仕事をすることや、休息のために仮眠をとることもあるため、大通りやでこぼこした道を通らないなど配慮をするのも大切です。

 

また、取引先との待ち合わせ時間や、飛行機・新幹線などの出発時間に遅れないよう、時間を意識した送迎を行いましょう。

 

1-2. 降車時の停車位置に気をつける

 

社長が降車するときの停車位置にも気をつけてください。

 

段差や水たまりがある場所に停車するのはマナー違反です。

平地で乗り降りしやすい場所に停車しましょう。

 

また、待ち合わせ場所までの歩く距離が短くなるような場所に停車するのも大切です。

 

1-3. 状況に合わせたルートを選択する

 

日々変化する道路状況や社長の都合に合わせてルートを選択しましょう。

 

たとえば、渋滞情報を確認して混んでいる道を避ける、急いでいる場合は最短で到着できる道を選ぶなどが挙げられます。

 

あらゆる可能性を予測して、日頃から周辺の地理知識を覚えておくのがおすすめです。

 

1-4. 運転中の振る舞いに注意する

 

運転を仕事にする以上、運転中の振る舞いには注意が必要です。

 

たとえば、スピードが遅い車に対して舌打ちをする、歩行者がいるにもかかわらず横断歩道で止まらないなどが挙げられます。

 

運転手の派遣会社に勤めていたとしても、勤務中はお客様の会社の「顔」にもなりえます。

そのため、運転手が横暴な振る舞いをすれば、社長の会社の信頼を下げることになるかもしれません。

 

人をサポートする立場の運転手が、お客様である社長の評判を下げる行動をとらないよう気をつけましょう。

 

2. 社長送迎時に快適な環境を提供するうえでのマナー7選

 

次に、社長送迎時に快適な環境を提供するうえでのマナーを7つご紹介します。

 

社長を送迎するときは安全第一で運転しながら、快適な空間で過ごしていただけるよう、気を配るのも重要です。

 

2-1. 車のドア開閉を行う

 

社長が乗降する際、運転手がドアの開閉を行うのがマナーです。

 

社長の乗降時に伴うドアの開閉サポートを行う手順は、以下の通りです。

 

1.車外で社長を待つ

2.社長が乗る際は、助手席の後ろのドアを左手で開け、右手で「どうぞ」と合図する

3.社長の洋服や荷物が挟まっていないか確認しながら、ゆっくりとドアを閉める

4.目的地に到着後、速やかに運転席から降りる

5.乗車時と同様に、助手席の後ろのドアを開ける

6.忘れ物がないか確認してドアを閉め、社長をお見送りする

 

社長自身にドアを開け閉めさせないよう、注意しましょう。

 

2-2. 荷物は丁寧に扱う

 

社長の荷物を触る際は、丁寧に扱うのがマナーです。

 

大きな荷物を持っている際はトランクを利用するか確認し、トランクに入れる場合は運転手が入れましょう。

荷物は車にぶつけないように丁寧に扱い、できる限り、重ねないように置くのが注意点です。

 

2-3. 身だしなみを整える

 

社長を送迎するときは、身だしなみにも気をつけてください。

 

送迎する前日には、シャツやスーツにシワがないようアイロンをかけ、靴の汚れをふき取りましょう。

また、送迎当日は寝ぐせやネクタイのゆるみに注意して、社長に不快な思いをさせないよう身だしなみを整えるのが大切です。

 

2-4. 車内の空調に気を配る

 

快適な環境で過ごせるよう、車内の空調に気を配るのもマナーです。

 

特に暑い日や寒い日は、事前にエアコンを入れておき、乗車前から快適な状態をつくっておきましょう。

運転中も社長の様子をうかがいながら、温度調節をしてください。

 

2-5. 車内を清潔に保つ

 

社長を送迎する際は、事前に車内を清掃しておきましょう。

 

例として、車内を清潔に保つポイントは以下の通りです。

 

・車内にごみや不要なものがないか

・車内が臭くないか

・窓ガラスに指紋がついていないか

 

ほかに、喫煙する社長の場合は、車内に灰皿を用意しておくといった配慮をするのも大切です。

 

2-6. 挨拶を欠かさずに丁寧な言葉で話す

 

社長が乗車する前や社長をお見送りする際は、しっかりと目を見て笑顔で挨拶するのがポイントです。

大きな声を出す必要はありませんが、聞こえるようにハッキリ挨拶しましょう。

 

また、社長と会話するときは、丁寧な言葉をつかうのもマナーのひとつです。

場合によっては社長のほうが年下といったこともあるでしょうが、お客様であるという意識を忘れずに丁寧に対応してください。

 

2-7. 守秘義務を徹底する

 

運転手の仕事をするうえで知り得た情報は口外しないように注意してください。

 

役職が高く、責任の重い社長が持つなかには、重要な機密情報もあります。

情報を人に漏らすことでトラブルに見舞われる可能性も高まります。

 

もし車内で話を耳にしたり、資料が目に入ったりしても、守秘義務を徹底して守りましょう。

 

3. 社長の送迎を仕事にしたいなら役員運転手がおすすめ

 

社長を送迎する仕事がしたいなら、社長をはじめとした会社役員や有名人などのお客様を乗せる機会の多い役員運転手はいかがでしょうか?

 

役員運転手は「普通自動車第一種免許」の資格のみで従事でき、送迎の仕事が未経験の方にも始めやすい仕事です。

しかし、高い運転技術はもちろん、当記事でご紹介したマナーの厳守やお客様を気遣うスキルが必要になるため、送迎の仕事が未経験の方は教育制度の整った会社に勤めるのがよいでしょう。

 

特に、教育制度の整った会社として、役員運転手の派遣会社「セントラルサービス株式会社」がおすすめです。

セントラルサービス株式会社では、運転技術やビジネスマナーに関する研修を行っており、未経験の方も活躍しやすい環境を整えています。

社長をはじめとしたお客様を送迎する仕事に興味のある方は、ぜひ求人をチェックしてみてください。

 

4. まとめ

 

社長を送迎するときには、安全第一での運転はもちろん、降車時の停車位置や状況に応じたルート選択など、運転技術に関するマナーがあります。

また、社長に快適な環境を提供するには、車両ドアの開閉や荷物の扱い方にも注意しましょう。

 

マナーを守ることでお客様を安全かつ快適に送迎でき、直接感謝されるのが運転の仕事の魅力です。

社長を送迎する仕事に興味のある方は、ぜひ求人を探してみてください。