2024年08月23日
面接は第一印象が重要のため、適切な服装を選ぶことが転職活動成功への鍵となります。
しかし、どのような服装で臨めば良いのか分からないという方もいるでしょう。
本記事では、面接に適したスーツの特徴やスーツ以外の服装の選び方について解説します。
また、季節ごとの服装やWeb面接時の服装についても解説しているため、面接の服装選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
1. 面接に適した服装は?
面接時の服装は、企業から指定される場合もあれば明確な服装指定がない場合もあります。
この章では、服装指定が明確な場合と明確にされていない場合にわけて、面接に適した服装を解説します。
1-1. 企業側から服装の指定が明確にされている場合
企業側から明確に面接時の服装が指定されている場合には、企業側の指示に従いましょう。
面接時の服装の指定で多いのは「スーツ着用」です。
指定があるにも関わらず異なる服装で面接に参加した場合は、それだけで不採用になるケースもあるため、服装の指示は守りましょう。
1-2. 企業側から服装の指定が明確にされていない場合
面接時の服装が明確に指定されない場合もあります。
その場合、一般的にはスーツもしくはビジネスにふさわしいフォーマルな服装が求められます。
男性ならワイシャツ、女性なら比較的フォーマルなワンピースなどでOKの場合もありますが、判断に迷った場合はスーツの着用が無難です。
2. 面接時の服装としてふさわしいスーツ・服装を男女別に解説
この章では、男女別に面接時にふさわしい服装について解説します。
2-1. 男性の場合
男性が面接用のスーツを選ぶときは、以下を参考にしてみましょう。
ポイント | |
スーツの色 | ・ネイビー ・ダークグレー |
ネクタイ | ・派手すぎない色 ・無地 ・小紋 ・ストライプ |
シャツ | ・白無地のシャツまたはワイシャツ |
ベルト | ・スーツに合う革製 ※派手な装飾やカジュアルなものは革製でもNG |
靴下 | ・無地 ・黒 ・濃紺 |
靴 | ・革製のビジネスシューズ ・黒 ・こげ茶色 |
鞄 | ・A4サイズが入り、自立するもの ・黒 ・濃紺 ・茶色 |
2-2. 女性の場合
女性の場合は、以下の参考にスーツを選んでみてください。
ポイント | |
スーツの色 | ・ネイビー ・グレー |
スーツの種類 | ・スカート(膝丈) ・パンツ |
インナー | ・シャツ ・ブラウス ・透け感のないもの |
ストッキング | ・ナチュラルストッキング |
靴 | ・装飾の少ないパンプス ・黒 |
鞄 | ・A4サイズが入り、自立するもの ・黒 ・濃紺 ・茶色 |
3. 面接でスーツ以外の服装を指定されたときの3つの対処法
面接時にスーツ以外の服装を指定されるケースも少なくありません。
スーツ以外の服装を指定されたときは、以下3つを意識して服装を選びましょう。
・清潔感を重視する
・応募先企業の社風に合った服装を選ぶ
・統一感のある服装を意識する
3-1. ①清潔感を重視する
清潔感のない服装で面接に参加すると、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
好印象を与えるために、以下ポイントを意識した服装で臨みましょう。
・シャツにしわがないか
・汚れていないか
・タバコの臭いがしないか
・ボタンがとれていないか
面接の数日前に確認するのはもちろん、面接直前もしわや汚れなどがないか入念に確認しましょう。
3-2. ②応募先企業の社風に合った服装を選ぶ
社風を理解しているか判断したり、面接者の個性を見たりするために、スーツ以外の服装を指定している企業もあります。
そのため、スーツ以外を指定された場合は、応募先企業の社風に合った服装を選ぶようにしましょう。
たとえば、アパレル企業の場合は面接時の服装は個性やセンスの判断材料となります。
そのため、オフィスカジュアルな服装よりも企業のアイテムやブランドの雰囲気に合った服装で参加したほうが、企業に適していると判断されるでしょう。
また役員運転手の場合、役職のある方と接する機会が多いため、カジュアルな服装で面接に臨むと採用される可能性は低いと予想できます。
このように、企業の社風に合った服装でない場合は、不採用となる可能性があります。
そのため、企業研究を怠らず、企業に適した服装を選ぶようにしましょう。
3-3. ③統一感のある服装を意識する
面接官は服装全体を確認しているため、統一感のある服装を意識するようにしましょう。
たとえば、オフィスカジュアルな服装にスニーカーや派手な色のパンプスを合わせると、不釣り合いな印象を与えてしまいます。
オフィスカジュアルには革靴や落ち着いた色のパンプスなどを合わせ、全体的にまとまっている服装にしましょう。
4. 季節ごとの面接時の服装
春と秋は過ごしやすい気候のため、スーツやビジネスライクな服装のままで問題ありません。
しかし、夏や冬はジャケット着用で汗をかいたり、コートが必要だったりと面接時の服装に迷うでしょう。
ここでは、夏と冬の場合の面接時の服装を解説します。
4-1. 夏の場合
夏に面接がある場合、企業から「クールビズでお越しください」と言われるケースがあります。
その場合は、ネクタイなしでも問題ありません。
また、企業によっては、ジャケット・ネクタイなしやネクタイなしなど具体的に指示される場合もあるため、その場合は指示に従いましょう。
加えて、夏は面接会場に着くまでに、汗をかくことが想定されます。
汗をかいたまま面接に臨むと清潔感がないという印象を与えてしまう可能性があるため、汗ふきシートで汗をふいたり、早めについて汗を落ち着かせたりなどの対策をとりましょう。
4-2. 冬の場合
冬は、寒さ対策のためコートやブーツなど防寒着を着用する方もいるでしょう。
コートは着用しても問題ありませんが、企業に入るまえに脱ぎ、手で持って入るのがマナーです。
また、ダウンジャケットやカジュアルなコートではなく、スーツやオフィスカジュアルに合ったコートを選びましょう。
女性のなかには、足元を冷やさないようにブーツを履く方もいますが、面接時はパンプスに履き替えたほうが良いでしょう。
5. Web面接時の適した服装
対面ではなく、オフラインで面接を実施する企業もあります。
オフライン面接は、対面とは異なり全身を見られることはありません。
しかし、なにかのタイミングで下半身が映り込む可能性もあるため、上半身はスーツ、下半身はスウェットなどちぐはぐな服装で臨むのは避けましょう。
また、画面越しであっても、汚れやしわは確認できるため、清潔感のある服装で臨むのも重要です。
Web面接時も、清潔感と統一感のある服装を意識しましょう。
6. まとめ
面接時の服装は、面接官に好印象を与えるための重要な要素です。
採否に直結する判断材料にもなれば、採用後の働く姿勢を判断する材料にもなります。
そのため、面接に適した服装を選ぶのが転職成功の鍵となります。
服装指定がある場合は指示に従い、指定がない場合は社風に合った清潔感と統一感のある服装を選びましょう。
逆にいえば、面接時の服装で好印象を与えられる方は、面接の結果に好影響が得られるだけでなく、入社後にも活躍できる可能性が高いです。
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